(丸い物で押され、長らく保管されていたような紙だ。)大人達に習ったことを話す時、君はいつも楽しそうだった。悟りへの熱望で高くなった声、塔に入るという確信で輝く目…その目でもっと学んで、習って、私を守るという言葉を、君から聞いた時、私がどれほど嬉しかったか君には分からないでしょう。でも…そんな君の言ったことを忘れたりも、信じられたりもない。全ての決定を終えたと言うようなその目で言った…私よりも、もっと守りたいものができたといったあの言葉。私は君と共にする未来を疑ったことがなかった。君は塔の賢者となり、私は君の休むところになってあげるその未来。それは、間違っていたのかな?どうして、私は君に会えないのでしょう。君はなぜ、もう塔から出たくないのかな。君にとって、何がそんなに大事になったんだろう。君は遠くへ行ってしまったのに、私だけがバカみたいにぽつんと立っている気分だ。君のいない未来が、あまりにも真っ暗で、果てしない気がする。気が付けば、絶えず…公園に立って、君のことを待っている私に気づく。君と分けたボルダイカンストーンはまだ私に残っているのに、君は私の傍に残っていないって事実を確かめるのがどれだけ苦しいか、分かる?君がこの苦しみをわかったら、離れて行かなかったんだろうか。君の愛するあの塔の賢者達は分かっているんだろうか。分かるなら、君に教えてあげれるんだろうか。もし君が後になってでもわかったら、私の傍に戻っては来ないんだろうか……そんな考えが、頭から離れない。(似たような紙がまだ数枚飛ばされているようだ。周辺で探してみよう。) 隠されたストーリーオブジェクト: - 1 守りたいもの#1/4 - 2 守りたいもの#2/4 - 3 守りたいもの#3/4 - 4 守りたいもの#4/4 |