香ばしい匂いが鼻先をくすぐる。今日食べるのは、手際よくスモークされたマスと艶やかなロブスター。そして程よく焼かれたステーキ。とりあえず、最初はマスだ。パプニカ沖で育ったマスは、イキが良いのか歯ごたえがあり、口に入れて噛む程奇妙な甘みが滲み出る。それでいて全然脂っこくないなんて…う~ん、う~ん。美味い!スライスしたレモンとライムの相性が抜群だ。次は、ロブスター。思いっきりつかんで、ビリッと引き裂く感触が気持ちいい。少し脂っこい殻の内側に真っ白に輝く肉なんて…うん?これはバター?バターとニンニクを一緒に入れて炒めた香ばしくて旨味を感じる。こういうのは本来、一気にグッと押し込んで…こんな風に一口で!う~む…口の中で海がいっぱい流れて来るようだ。最後にステーキ。ベルンやルーテランのステーキに慣れている私の口を満足させるには物足りないだろうが…程よく焼いてあるね。グリルに焼いたのかな?どれどれ…う、うーん…私が愚かだった。美味しい!肉汁たっぷりの肉に、塩と胡椒が絶妙に調和する!口の中で全て溶けるとは…うおーーー!フォークを止めちゃ駄目だ!「…毎度お祭りの度にあんなに大勢の人が来るんだよね。私なんて一人でブツブツ…」「ほっといて。美食家は元々ああなんだって。」「早く次へ行こう!ミスパプニカを見なきゃ!」(美味しい料理だった。近くでパレードが開かれるようだ…行ってみよう) 隠されたストーリーオブジェクト: - 1 ライルライ祭へようこそ!#1/5 - 2 ライルライ祭へようこそ!#2/5 - 3 ライルライ祭へようこそ!#3/5 - 4 ライルライ祭へようこそ!#4/5 - 5 ライルライ祭へようこそ!#5/5 |