モココとココモは体の大きさは違えど、互いを理解し合い、愛しあった。ココモはモココの娘にプロポーズした。「私と一緒に大陸へ行こう」。「…いいわよ。私があなたの様に大きくなって、ココモが住む場所へ一緒に行きたいの」モココの娘は決心を固めた表情で、カシュージュースを一気に飲み干した。しかし、期待していた事は起きなかった。ガッカリしたモココの娘を見て、男は静かに囁いた。心配しないで。僕達は、ずっと一緒だよ。」ココモがカシュージュースを飲むと、ついにモココの様な小さな身体となった。初めて互いを暖かく抱き合うことができた。もうココモとは呼べない男は、モココの娘と手をつないで島巨人の丘の崖に向かって走り始めた。 隠されたストーリーオブジェクト: - 1 愛の形#1/3 - 2 愛の形#2/3 - 3 愛の形#3/3 |