(議事録の次のページが隅におかれていた…)「…言葉には責任を持たないとな。アデル団長。十分に熟考した上で言ったんだろうな?」「もちろん、私はとてもまともだ。さぁ、これを見ろ…よっと。」「これは…」「ルードベック卿が調査した、太陽の騎士団の内部情報。そして…ネクロマンサーの記録だ。」「これを一体…どこで…探したんだ。魔法学校でも探せなかった物を…!」「…ネクロマンサーの残存勢力と取引した。」「ルードベック卿!それは、それは反逆行為ではないか!」「責任は取ります。どうせこれがバレたら家から追い出されるはずですから…しかしその前に…このクソ野郎が何をしたのか私達は知る必要があります。」「……」「記録によると、ジグムントに内部情報を流して太陽の騎士団を孤立させようと誘導したのが、まさにお前だったようでな。本当か?」「ここまでする必要があったのか、アデル団長?」「今すぐ殺したい気持ちを抑えているから、早く答えろ。」「…太陽の騎士団はベルン建国から今まで存在した、名誉と栄光の存在だ。人間には相応しくない。」「ルギネ卿…本当に、お主が犯したことなのか?」「逮捕しろ。」「間違っている。アデル団長…お前は間違った判断をした。」「そんな事を言っている時点から、お前に名誉と栄光などない。」「どれどれ…見守ってやろう。」「これで…会議は終わりだ…書記官、自動記録魔法を終了しくれ…ふぅ~」(誰かがわざと破ったかのように、紙はクシャクシャになっていた…) 隠されたストーリーオブジェクト: - 1 黒き欲望#1/4 - 2 黒き欲望#2/4 - 3 黒き欲望#3/4 - 4 黒き欲望#4/4 |