あの日から酒場で彼女の演奏を聞いて一日を終えるのが私の日課となっていた。つまらない演奏はいつの間にか天上の演奏の様に聞こえ、彼女に告白する事にした。私は彼女に似た真っ白なユリの花束を持って酒場へ向かった。しかし彼女はどこにもいなかった。何か起きたのか、いくら待っても来ないので諦めようとした瞬間、遠くから彼女が歩いてきた。「貴方は…何故ここにいらっしゃるのですか?」大きな瞳で私を見つめる彼女に慌てて花束を渡した。彼女は驚きながら花束と私を交互に見ながら笑顔を浮かべた。彼女の笑顔が真っ白い花より眩しかった。(古びた聖堂の近くで次の日記を探してみよう。) 隠されたストーリーオブジェクト: - 1 胸に刻んだ約束#1/2 - 2 胸に刻んだ約束#2/2 |