男は海賊だった。無愛想だったが顔は悪くはなかったし、親切ではなかったが悪人ではなかった。数日間の航海の後、彼はベルン近郊の暖かな土地に皆を降ろした。人々はそれぞれ感謝を表したが、男は興味なさそうに直ぐに出港準備をした。「私も連れて行って!」「ご覧の様に私は大都市には行けないお尋ね者だ。腕もあまり良くなく金もない。」「…構いません。帰る場所も無いし…力になりたいんです…」「名前は何だ?」「エラー…」「後悔するぞ、エラー。」男はそう言って、私の手を引っ張った。(ニア村の浜辺の何処かでもっと落ちてそうだ…) 隠されたストーリーオブジェクト: - 1 波に流されて来た日記#1/2 - 2 波に流されて来た日記#2/2 |