K___の日記(4)今日も浜辺に流れて来たゴミを拾った。先日は慌ててゼナスに俺の名を教えられなかった。誰も呼ぶ事の無い名など、重要なはずが無い。砂の上に書いた名前も直ぐ波に消されてしまった。振り向けば何の希望もない、ただ生きているだけのゴミの様な人生だった。そんな私の人生にも意味があるのだろうか?彼女が私を光へと導いてくれるかもしれないという、愚かな夢を見てみる。明日、カラージャ村にゼナスを連れて行こう。彼女が喜んでくれれば良いが… 隠されたストーリーオブジェクト: - 1 彼の名は#1/3 - 2 彼の名は#2/3 - 3 彼の名は#3/3 |